「物件を売りたいけど、初めての売却で何から始めたらいいのか分からない…」
「思いの詰まった我が家、高く売りたいけど、その為にはどうしたらいいの?」
そんな売却のお悩みにお答えします!
今回は前回に引き続き『媒介契約の違いについて』!
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前回、一般媒介は複数社に売却を依頼できることをご紹介しました。
それでは、専任媒介はどのような契約なのでしょうか?
専任媒介とは・・・
一社のみに限定して売却をすることになります。
専任で契約をした場合、業者は自分の会社でしか取り扱っていない物件のため
独占して市場に掲載することができます。
一般の場合、他社で決まると報酬は一切入ってきませんが、
専任ですとライバルがいないため、売主様からの仲介手数料を必ずもらえます。
悪い販売状況を伝え、値引きを促し、
とにかく早く売却させる、という事例もございます。
売主様にメリットの多い一般媒介に対し、
専任媒介は『業者にメリットの多い契約』と言えるでしょう。
「業者にメリットのある専任なら、その分、販売活動にも熱を入れてもらえるのでは?」
「名の知れた大手に、専任で依頼したほうが早く売れるのでは?」
…そうお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、複数社に依頼し、各社を比較検討しながら販売活動を進めることが、
売主様の希望額で、納得して売却を成功させる
ということへの近道ではないでしょうか。
いかがでしたか?
一口に『媒介契約』といえど、どちらを選ぶかによって
内容は異なってくることがお分かりいただけたかと思います。
「媒介契約の違いは分かったけど、結局どこにお願いすれば…」
次回より『納得できる売却依頼先の選び方』についてご紹介します!